今回は、鉱物鑑定士という鉱物の検定について知りたいというあなたに向けて、鉱物採集歴20年のたかねぎがご紹介いたします。
検定とか難しそうだニャン
鉱物を肉眼で鑑定してもらうのには、通常3000円ほど料金がかかります、しかし自己鑑定できればこの料金分で次の産地への遠征費にまわせます。
それはお得だニャン
是非私も、肉眼での自己鑑定に挑戦中ですので一緒に勉強していきませんか?
茶五郎も頑張ってみるニャン
鉱物鑑定士とは
公益財団法人 益富地学会館で行われる『鉱物鑑定検定』では、鉱物を肉眼で鑑定できるようになるための講習と実技鑑定試験が行われています。
初めての方は、まず8級からの受験になります。飛び級はできません
出願条件は、小学校3年生以上からになります。
8級から6級までの各級では、90分間の講習会を受講したうえでの検定になります。
講習会では、ルーペの使い方や現物の鉱物標本を見ながら鉱物鑑定士による詳しい解説を聴くことができます。
そのあと、45分間の検定を受検していただきます。
1~5級は講習会がありません。5級の検定は45分間、4級以上は検定時間が60分間です。
6級と7級、7級と8級は併願できます。
主 旨 地学および地球科学の振興を目的として、鉱物についての知識普及と鑑定能力の向上を図る検定を実施する。鉱 物は固体地球を構成する最小単位であり、地学についての理解を深める上で鉱物の知識は不可欠である。また、特 に野外における調査研究活動において、鉱物を肉眼で鑑定する能力は地学上の情報を得る上できわめて重要である。 鉱物鑑定検定の受検や、技能レベルの向上を目指す講習会を受講することを通し、多くの方々が鉱物やそれを取り 巻く自然に触れ親しみ、自然科学の楽しさに啓発されることを期待する。
https://masutomi.or.jp/files/libs/699/202210201436459793.pdf
鉱物鑑定士の内容と合格基準
鉱物鑑定基準鉱物表
鉱物鑑定士検定の検定スケジュール(予定)
鉱物鑑定士の受験料
8級:5000円
7級:5000円
6級:5000円
5級:5000円
4級:5000円
3級:10000円
2級:10000円
1級:10000円
鉱物鑑定士の出願について
規定の出願申込書に必要事項を記入し、郵送もしくは FAX やメール添付で益富地学会館へ提出します。
・出願期間は、原則検定日の1ヶ月前から 10 日前までです。検定会場・級によって締切日に差異があるので、 直接問い合わすかホームページ等で必ず確認してください。
・各会場の検定日、出願締切日は、決まり次第ホームページ等に掲載されます。
鉱物鑑定士試験の当日の持ち物について
・受検票 ・鉱物鑑定検定料 ・筆記用具 ・ルーペ(8~10倍)
・6級・7級は、講習時に書籍『必携 鉱物鑑定図鑑』 発行:白川書院 監修:益富地学会館 ・7級・8級は、検定時に参考書籍と基準鉱物表の持ち込みが可能
鉱物鑑定士の試験の申込フォーム
お問い合わせ先
info@masutomi.or.jp
電話・FAX・郵便・メールでも受付しております。
〒602-8012 京都市上京区出水通り烏丸西入る中出水町394
電話:075-441-3280
FAX:075-441-6897
お問い合わせフォーム:https://masutomi.or.jp/pages/5/